2008/8/29 金曜日
【経済&ビジネス】 「中東の国からこんにちは?」(#11 GLOBALビジネス)
世界の産油国として有名な中東の湾岸諸国のひとつクウェートが、農産物生産のための投資をカンボジアに行なうことを、カンボジア首相ととの対談を経て、この度正式に発表した。
クウェートを含めた湾岸諸国(他、バーレーン、カタール、オマーン、アラブ首長国連邦)は世界の産油国として余りに有名で、金融的には自他共に認めるリッチな国々だ。
が、その一方、この度カンボジアに来訪したクウェート首相曰
「我々の国は確かに(金融的に)リッチだが、その反面、カンボジアのような肥沃な大地を持っていない。あるのはただ砂漠だけだ」
このような経緯から、両国間の経済相互支援政策が成立。
「石油」に強いクウェートからは、カンボジアの農業開発に必要な資金提供を。さらに、現在カンボジア湾岸地域で開発が続けられている油田開発のための技術者育成も、その支援項目に含まれている。
カンボジアからは、肥沃な自然土壌を提供することにより、実質的な農業生産に支援する形となる。
これにより、クウェートを含めた中東の湾岸諸国への輸出拡大も期待されている。
この他の経済相乗効果として、クウェートからの直行便就航や世界的スポーツに発展しているサッカー支援なども、検討の視野に入れられた。(了)
出所1: 2008年08月04 日付 Business Week
“Kuwait eyes Cambodian farmland for investment”
出所2: 2008年08月05 日付 Monster & Critics.com
“Cambodia positive about Kuwait agriculture proposals”
出所3: 2008年08月05 日付 THE CAMBODIA DAILY –NATIONAL-
“Cambodia, Kuwait To Strengthen Ties With Investments, Embassy”
<閑話>
世界地図を見ていただけるとよく分かるのですが――「中東の国がカンボジアを注目!?」
その地理関係上、まるで、おかど違いを示唆するような展開に見えなくもないですが…実はこれが意外にも、「おかど違い」な方面へ向けた彼らの投資指南ではなかったりするのです。
といのもの、例えば隣国タイに行くと、そこらじゅうでブルカを身にまとった女性たちを探さなくても頻繁に目にします。それぐらい、イスラム教社会がこの仏教国社会に普通に定着している表れでもあったりします。
なもんだから、筆者がついぞお世話になった某国際系総合病院の建物内の一角には、イスラム教徒専用のお祈りの部屋が、そりゃあ立派に設けられているのです(;)。
世界はますますglobalism(地球規模の考え方)一直線の展開の様は、もはや誰も無視できません。
近年のカンボジアには、アジア系人種(中国、韓国、インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール等)の移民増加のみならず、いずれは中東諸国からの来訪者の増加が当たり前になってくる日も、そう遠くないカンボジアの将来の姿かもしれません。(←アラビア文字が店頭看板を賑わせる、とか)
ちなみに昨今、カンボジアの首都圏における話ですが、中国語も然ることながら、韓国のハングル文字の看板が妙に増えました!(←「冬ソナ」見直さないと?;)

















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